◯HARIO V60 ドリッパー
↪1番オーソドックスな円錐形ドリッパーです。多くのカフェや喫茶店で使われています。
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コーヒーを始めたばかりの方
「コーヒーを趣味として始めたんやけど、ドリッパーってたくさんあるんやなぁ。新しいのを買いたいけど、どうやって選べばええんやろ?ドリッパーの選び方を教えて!」
こういった疑問に答えます。
☑︎本記事の内容
1.ドリッパーの選び方を解説!
2.好みの味わいで選ぶ。【酸味が好き?苦みが好き?】
3.とにかく楽にコーヒーを飲みたい方へ。
出張カフェするミニマリストのこんろです。お家で毎日コーヒーをドリップして淹れております。ということで、今回はドリッパーの選び方についてお話ししていきますね。
目次
ドリッパーの選び方の結論としては、自分の好みの味わいによってドリッパーを決めましょう。
好みと言われても……コーヒーが飲めればなんでもいい……という方は、この記事の下の方トピック3に飛んでください!
ドリッパーを何を選んでいいか分からないという方は、まずは自分の好みのコーヒーの味わいで選ぶのが良いです。
あなたはどんな味わいのコーヒーが好きですか?
コーヒーの味わいは、大きく分けて2つに大別できます。
1つは、あっさりフルーティな香りの良い酸味系のコーヒー。
もう1つは、こっくりコクのあるボディ強めの苦み系のコーヒーです。
「そういわれてもよくわからん……」
という方は、自分がよく飲んでいるコーヒーの生産国と、焙煎度合いをチェックしてみてください。
アフリカ系のコーヒーや、浅煎り系のコーヒーをよく飲むという方は酸味系のコーヒーが好みやと思われます。
また、アジア系のコーヒー屋、深入り系のコーヒーをよく飲むという方は苦み系のコーヒーの方が好みでしょう。
さあ、あなたの好みはどちらのタイプでしたか?
好みは特にないけどとにかくコーヒーが飲みたい。
コーヒーならなんでもいい!
という方も少なからずいらっしゃると思います。
そういった方のドリッパーも、この記事の最後に紹介しておりますので、良かったらそちらに飛んでみてください。
ただ、ちょっと待ってください!
そういった方は、本当においしいコーヒーを飲むと考え方がガラッと変わると思います。
私も昔は、コーヒーは眠気覚ましのために飲む、ほっと落ち着くために飲むものやと思っていました。
でも、本当はもっと奥が深くて、ワインなどと同じように種類によって味わいが違うんですよね。
なので、コーヒーをカフェイン摂取のためだけに飲んでいたという方は、一度スペシャルティコーヒー専門のお店に足を運んでみてください。
きっと、コーヒーへの考え方が変わり、その味を家でも再現してみたいと思うはずですよ!
▷ スペシャルティコーヒーを楽しむ関東のお勧めカフェ【味だけじゃない!】
↪︎最近では、スペシャルティコーヒーの専門店も増えましたよね。
ドリッパーは、好みの味わいによって選ぶと、選びやすいですよ。
具体的には、酸味が好きな方は円錐形のドリッパーを、苦みが好きな方は台形のドリッパーを選ぶのが基本です。
酸味系のコーヒーが好きな方には、円錐形のドリッパーがおすすめです。
酸味の豊かなコーヒーはあっさりめに淹れると美味しいですよね。
円錐形のドリッパーは、そんなコーヒーを作るのにぴったりのドリッパーなんです。
円錐形のドリッパーはその名の通り円錐の形をしており、アイスクリームのコーンを想像して頂けると分かりやすいかと思います。
お湯を注ぐと下に向かって流れやすい構造になっているので、さっと素早くお湯が落ちます。
また基本的に円錐形ドリッパーは、底の穴が大きいのでそれもお湯が早く落ちる要因ですね。
お湯が早く落ちることにより、苦みや雑味の少ないコーヒーになりやすいです。
紅茶のようなあっさりしたコーヒーが楽しめるドリッパーですね。
苦み系のコーヒーが好きな方には、台形のドリッパーがおすすめです。
苦みの効いたコーヒーは濃いめに淹れると美味しいですよね。
台形のドリッパーは、そんなコーヒーを作るのにうってつけのドリッパーです。
台形のドリッパーは扇形ドリッパーともいわれ、台や扇の形をしています。
また基本的に台形ドリッパーは、底の穴が小さくお湯の流れが遅くなります。
お湯がゆっくり落ちることにより、じっくりコーヒーが抽出されるので、苦みが効いたコクの深いコーヒーになりやすいです。
こっくりほっと落ち着けるようなコーヒーが淹れられるドリッパーですね。
↪︎こちらもオーソドックスなドリッパーで、コーヒー好きに長く愛されています。
特にコーヒーに拘りがない、という方にもおすすめのドリッパーがあるのでご紹介します。
2種類ありますので、どちらが自分のスタイルに合っているか参考にしてみてください。
まず1つ目のおすすめドリッパーは、カリタウェーブドリッパーです。
カリタウェーブドリッパーは、「ハンドドリップで淹れるのは好きやけど、注ぎ方とか気にするのは面倒」という方向けのドリッパーです。
カリタウェーブドリッパーは、その名の通りウェーブの形をしているのですが、ウェーブなのはドリッパーではなくペーパーの方なんですね。
このペーパーのひだが、ドリッパーのリブの役目を果たしてくれます。
このドリッパーの特徴としては、底面がフラットであることと、小さな穴が3つ空いていることです。
底面がフラットなので、中心に注ぐとかどれくらいの量を注ぐとか気にしなくていい……というよりも気にしても意味がないといった方が正確でしょうか。
また、小さい穴が3つ等間隔に空いているので、お湯が一定のスピードで落ちるようになっています。
このようにある程度ドリッパーの方でお湯の落ち方が決まっているので、雑に入れてもわりと毎回同じ味を再現できるのです。
ずぼらさんにはうってつけのドリッパーといえますね。
最後に紹介するのが、こちらのクレバードリッパーです。
クレバードリッパーという名前が付いていますが、もはやドリッパーといっていいのか悩むくらい手軽なドリッパーなんですね。
使い方としては、このドリッパーにペーパーフィルターをセットして粉を入れ、お湯を注ぎ4分ほど待つだけです。
あとは、ドリッパーをサーバーなり、カップなりの上に置くと勝手にドリップが始まります。
そんな感じなので、注ぎ方を気にすることはなく、もはやドリップケトルも使う必要もないです。
それでいて、ペーパーフィルターで濾しているので、フレンチプレスのような粉っぽさもなくすっきりしたコーヒーが淹れられます。
これは非常にお勧めなドリッパーで、コーヒーをよく飲む方であれば1つ持っていて損はないですね。
↪︎ドリッパーとプレスの中間的なお手軽ドリッパー!待ち時間を有効活用して準備などもできますね。
記事のポイントをまとめます。
1.ドリッパーの選び方を解説!
2.好みの味わいで選ぶ。【酸味が好き?苦みが好き?】
3.とにかく楽にコーヒーを飲みたい方へ。
こんな感じです。
今回は、ドリッパーの選び方を解説していきました。
コーヒーを淹れるのにドリッパーはとても大切なアイテムです。
ここでは取り上げなかったドリッパーも、別記事で紹介しているので、良かったら関連記事をご覧ください。
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。